桐蔭学園高校女子サッカー部

こんにちは！背番号16番の1年です。

新人戦の予選リーグ3戦目となった三浦学苑戦。新人戦ベスト4の目標を掲げる私たちにとって絶対に落とすことのできない試合でした。

試合前には相手のロングボールに対する守備の対応の仕方やマークの受け渡しなどの守備の連携、攻撃では練習で意識しているグループで崩すことや相手を揺さぶりながら前進するタイミングを伺うという攻め方について細かいところまで確認して試合に臨みました。

結果は4-1と勝利を収めることができました。立ち上がりから両者譲らない展開で、なかなか点が取れない苦しい時間が続きました。セットプレーで先制すると徐々に自分達のペースを掴むことができ、ゴール前まで持っていけるシーンも増えました。しかし、それと同時にラストパスの精度や決定力の面でスキルアップが必要だと改めて感じました。決めきれる場面で決めきる力というのは今後相手が強くなるにつれてとても重要になってくると思うので、練習からゴールへの意識を全員がもっともっていく必要があると思います。また、結果だけ見ると4-1と勝利を収めることができましたが、途中の気の緩みや集中力の切れなどによって相手にPKを献上してしまったり、自分たちの得点後すぐに失点をしてしまい失点を0に抑えることができなかったりと課題は沢山あります。新人戦ベスト4、さらにその先を目標とするのであれば勝ったことだけで満足するのではなく、試合内容や一つ一つのプレーにもっと焦点を当てて日々の練習に取り組んでいかなければと思います。失点シーンでは、ディフェンスとキーパーとの間での連携やコミュニケーションを増やしながら改善していきたいです。細かいミスが勝敗を分けるのがスポーツなのでこの試合で出た課題を次までに修正し、次の試合で同じミスがないように練習していきます。

私はこれまでの新人戦3試合、サイドバックとして出場させてもらっています。高校からサッカーを始めたので、他の人に比べて技術の面でまだまだ劣っていることも沢山あります。それでも球際や走り切ること、強気で戦うことに初心者も何も関係ありません。技術の面でチームメイトに助けてもらっている分、そういう面で誰よりも上回っていないといけないし、チームを助けなくてはいけません。初心者ということを言い訳にしているようでは個人の成長にも繋がらないし、チームの勝利にも貢献できません。人数が少ないからこそ初心者と経験者がお互いに助け合って刺激しあって、チームとして高めていかなくてはいけません。一人一人がその覚悟を持つことができるとそれはチームとしての大きな成長に繋がると私は考えます。この新人戦、個の能力も集団としての能力も高められる、そんな大会にしていきたいです。

これからも目標に向かって謙虚に直向きに努力を続けていきますので、引き続き桐蔭学園女子サッカー部の応援よろしくお願い致します。

次回もお楽しみに！！