桐蔭学園高校女子サッカー部

こんにちは。背番号25番の2年です。

いよいよ新人戦が開幕しました。桐蔭にとっての初戦の相手は海老名高校。トーナメント方式なので負ければ終わりと気が抜けない一戦。全員で戦う意識を持って試合に臨みました。

結果は8-0と勝利を収めることが出来ました！
序盤から桐蔭ペースで優位に試合を進めましたが、立ち上がりは決定機を決め切れないシーンもありました。前半7分に先制すると、そこから前半のうちに7点と更にリードすることが出来ました。サイドのスピードを活かして相手のディフェンスの裏に落とすようなボールで抜け出してから中にクロス、それを中でしっかり決め切るという良い得点パターンが多くありました。クロスの入り方もマイナスでフリーの状況を作れている場面もあり、出し手と受け手の意図があったプレーでゴールを奪うことができました。セットプレーから得点が出来たことも今後に繋がる良い収穫でした。
しかし、後半はメンバーを入れ替えてから思うようにボールを落ち着かせることが出来ず、ゴール前まで持って行ってもシュートで終わることが出来なかったのが課題でした。
全体を通して8得点、無失点で終われたことは攻守において良い結果でしたが、最近のチームのテーマである「サンドの意識」においてまだまだ課題があると思います。人数をかけてもボールを取り切れないシーンも多く見られました。前よりもサンドしに行く意識は見られ、サンドに行くスピードも速くなりましたが、どこからボールを取りに行くのか、誰が体を強く当てるのかなどの細かい連携の部分でもっとコミュニケーションを取ることが必要だと感じました。また、自分のマークを捨ててサンドしに行き、そこで取り切らないと一気に状況が変わってピンチになってしまうので引き続き練習からサンドの部分での意識は常に高く持ってやっていきたいです。

今回の新人戦では、AチームBチーム、初心者から経験者までが同じピッチに立ってプレーすることが出来ました。実際に同じピッチに立ってみて分かることも多くあり、一人一人が新しい良い刺激を貰えたのではないかなと思います。新人戦はより総力戦になってくると思うので、全員が同じ方向を向いて強い気持ちを持ち続けられるかが重要です。
ピッチに立つ11人はその気持ちをプレーで表現し、見ている人に伝えることが大切だと思います。｢試合に出たい。｣、｢ピッチに立ちたい。｣というその想いがチームを強くさせ、個人を成長させてくれます。全員がその覚悟を持つことでこの新人戦という大会で新たな景色が見えてくるのではないかと思います。私も練習を重ねていく中で、この新人戦にかける想いが日に日に強くなっていき、そう思わせてくれるチームメイトと最高の景色を見たいという想いがあります。そういう面で私も人にそういう情熱を与えられるようなプレーを見せていけるように努力したいです。

まだまだ新人戦は続きます。このメンバーで最後に決勝の舞台に立ち、頂点を取れるように一戦必勝でチーム一丸となって戦います。

これからも桐蔭学園女子サッカー部の応援よろしくお願いします。


次回もお楽しみに！