こんにちは!#8 くらげになりたい です。
先日、右膝の手術を受けました。そのため12日間の入院生活を送り、色んなものを感じました。そんな入院生活での出来事について書きたいと思います。
当日は絶食だったので、空腹の中、病室に漂う他の人の朝ごはんの匂いと戦いながら過ごしました。10時頃に点滴を入れるために看護師さんがやって来ました。左手の血管に針を刺しましたが、なんと2回やっても入らず、左手は諦めて右の手の甲に刺されました。この時点でなかなかの痛みを味わい、絶対取れないようにしようと決心して、この後は右手を使わず静かに過ごしました。手術室までは歩いて移動し、自分で手術台の上に登りました。初めて見る手術室に少し感動を覚えつつ、麻酔で一瞬で眠りに落ち、気づいたら自分の病室に戻っていました。
術後は足をつけないため、車椅子で生活を送りました。車椅子の操作は意外にも難しく、自分の方向音痴が車椅子に出てしまっていました。術後3日目からはリハビリが始まり、曲げ伸ばしをするのですが、それがとても痛くて痛くて...(笑)悶絶しながらやっていました。
そして、入院6日目に友達が出来ました!
時々すれ違ったりはしていたのですが、勇気を出すことができず、話しかけることができませんでした。しかし、たまたま談話室に行った時に声をかけて貰ったのをきっかけに仲良くなり、話したりトランプをしたりしました。そのおかげで退屈な入院生活が少し楽しくなりました。みんな膝の手術を受けているため共感できることも多く、心の支えになっていました。
手術から1週間が経つと、歩く許可が降りたため、歩行のリハビリが始まりました。ずっと車椅子だったので、久しぶりに地面に足を着くと、とても変な感覚に襲われましたが、「あ、歩けてる!」という感動がありました。
面会では、お母さんが毎日着替えを届けてくれて、時間の限り話し相手になってくれたり、お父さんが来るといつも「なにごともポジティブに楽しみな!」と前向きな言葉を掛けてくれて、励みになっていました。辛い時や負けそうな時、お父さんはいつもポジティブな言葉をくれます。その一つ一つのメッセージが自分を強くしてくれているなと常々思っています。日頃からの感謝を忘れずにこれからも伝えていきたいです。
今回は半月板だけの手術をしたため、前十字靭帯の手術はまた2ヶ月後に受けることになっています。またここに戻ってくるのかと考えると少し憂鬱ですが、残りの高校生活をフルに充実させながら、怪我と向き合っていきたいと思います。
私は、3年間の高校サッカーに対して、最後の最後で怪我をしたことで、やりきれない気持ちが残ってしまった部分が正直あります。「あの時、もっとやっておけばよかった」と怪我をしてから言っても、時間は戻ってきません。怪我をする前まで、自分自身全力でやってきたつもりですが、それでも、もっとやれたなと考えてしまいます。なので、そんな後悔が残らないように、『今』を大切にし、どんなことにも全力で、そして前向きに取り組むことが必要だとこの入院生活で痛感しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回のブログもお楽しみに!!