こんにちは!#20 将来の夢はバナナ農家です。
少し昔の話になりますが、中学1年生の時私は、ある運動部に入部したのですが、チームについていけないもどかしさや人間関係が上手くいかず、すぐにやめてしまった経験があります。なんとか立て直し、すぐ他の部活に入部して結果的には楽しい中学生活を送れたのですが、この頃は入学してすぐで学校にもまだ慣れていなく相談できる友達もあまりいなかったこともあり、18年間生きてきた中でで1番辛かった頃かもしれません。
この経験をもとに(結局は全然活かせませんでしたが、、)高校では後悔しないように、自分が本当にやりたいことをやると決めました。そこで候補に上がったのがサッカーです。誰かに教わったりしたことはありませんでしたが、小さい頃から父の影響で試合を見たり、ボールを蹴ったりしてサッカーにかかわることがあり、少し興味があったので高校ではサッカーをやることに決めました。今度こそは心から楽しく部活動に取り組めるだろうとワクワクの気持ちがとても大きかったです。しかし、実際に入部してみると学校生活との両立や未知の世界で頑張ることの大変さを痛感したと同時にまた同じようなことをしてしまったと思いました。もう無理だやめたいと思いましたが、中学の頃も同じようなことで散々家族には迷惑をかけてしまったので、今回ばかりは弱音なんか吐いてられないと思い、留まろうと頑張りましたが結局折れて両親に相談しました。結果は思っていた通り2回目はない、と怒られました。自分でも分かってはいたけれど、やめられないことへの絶望、そして両親に厳しい言葉をかけられたことでこれから自分は上手くやっていけるのか不安な気持ちでいっぱいになりました。
ここまで少し暗い話をしてしまいましたが、気持ちの整理がついてからはやめたいと思っていたことがうそかのように本当に楽しい出来事で溢れかえっていました。週6部活で遊ぶ時間はほぼなかったですが、そんなこと全く気にならないくらい毎日が充実していました。それは桐蔭学園女子サッカーのメンバーはもちろん59期のみんながいてくれたおかげです。あまり感情表現が上手く出来ない性格の私ともみんな本当に仲良く接してくれて本当感謝の気持ちでいっぱいですし、人生でかけがえのない仲間に出会えたと思います。普段あまり伝える機会はなかったけれど、この3年間お互いに切磋琢磨し合って部活以外でも仲良くしてくれた59期のみんな、本当にありがとう!
この3年間を振り返ってみると本当に辛いことと楽しいことが同じくらいたくさんありましたが、引退した今思い出してみると、当時は辛かった思い出も楽しかったなと思ってしまうし、その時に戻りたいとまで思ってしまうことが本当に不思議です。これから大学で何をやるかはまだ決めていないですが、私の性格的に結局また新しいことに挑戦して大変な思いをすることになりそうなので、もしまためげそうになったら高校3年間頑張り抜けた自分を信じて今度こそは諦めずに頑張りたいと思います。
今度も桐蔭学園女子サッカー部への応援をよろしくお願いします!
次回もお楽しみに!!