こんにちは!#30ねるねです!
はじめに、この2年間私を支えてくださった全ての方に感謝を申し上げます。
また、最後にこうして書く機会をいただいたこと、本当に嬉しく思います。
高校生活の終わりまでのカウントダウンをなんとなく意識し始めた春から、綾目の紫が鮮やかな初夏が訪れ、ダイモンジソウの白がそよ風に揺れる秋が過ぎ、冬を越えると、あっという間に再び桜の季節が巡ってきました。改めて振り返ってみると本当に充実した日々だったなと感じます。毎日が濃すぎて一つ一つの思い出をはっきりと覚えているかが怪しいくらいです。後で見返すために日記でもつけていればよかったなと最近後悔してます。とはいえ、私は自他共に認める三日坊主なので果たして続いていたのかどうかは分かりません笑
ところで、私はこのブログで何度かピアノクラシック曲の良さについて語っていますが、ここまでおすすめするのは、ピアノにしかない良さがあるからです。それに、この女子サッカー部がクラシック曲とすごく似ていると強く感じるから、というのもあるかもしれません。
春の菜の花畑、なつの碧色の海、秋の梨をキラリと照らす月、冬凪の静けさの中で響く波の音。
ピアノ一台でいろんな表情の音色を創り出して、それが一つの音楽となって聴いた人の心に優しく語りかけます。そして、時にはふとした瞬間に心を癒してくれ,いこいの時間のように、どんなときも寄り添ってくれる音楽でもあります。
この女子サッカー部も同じです。みんなそれぞれ違う個性を持ちながら、一つのチームとして戦い、見ている人に勇気を与える。 それはまるで、一つ一つの音が重なって、壮大なメロディーを紡ぐクラシック曲のようでした。
また一曲弾けるようになるまでたくさん練習するのと同じように、サッカーも最初から上手く行くわけではなく、流れいなメロディーを何度も繰り返しながら一つの曲として成り立っていくカノンのように、何度も練習を重ねていく必要があります。
先ほども書きましたが、私は自他共に認める三日坊主です。地道なことは苦手です。しかし、そんな私でもその地道な努力を続けられたのは、チームメイトのおかげだと思っています。
私が言うのも何ですが、このチームはみんな本当に努力家で、隙間時間があれば自主練や勉強をしています。そんなみんなの姿を見て、自分もやらなきゃという気持ちになり、この3年間で努力をできない自分から、努力を楽しんで続けられる自分に変わることができました。この経験は大学受験だけでなく、大学受験を経て社会人として歩んでいく中で本当に人生の糧となると思います。
円陣で気合いを入れた後、位置についてホイッスルが鳴るのを待つ、あのとてつもなく緊張した時間。上手くいかなくて悔しい思いをしたこと。点が入って喜びを爆発させた瞬間。そのすべてが、私にとって永遠の宝物です。
改めて、2年間本当にありがとうございました!
そして、この部活はこれからも仲間と共に歩みを進めてまいります。
今回このブログを書かせていただくにあたって、3年生全員の名前の一部を文に組み込むことに挑戦しました。長文で拙い文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
引き続き桐蔭学園女子サッカー部への応援の程よろしくお願いします!
次回もお楽しみに!!