女子サッカー部 保護者応援ページ

関東大会 vs 杉並総合高校

第19回 関東高校女子サッカー秋季大会
vs杉並総合高校

こんにちは!背番号11番の2年生です。

秋季関東大会1回戦目は、杉並総合高校と対戦しました。初戦から東京都の高校と対戦すると決まった時、恐怖心と同時にワクワクする好奇心が芽生えました。試合前は、みんなで声をかけながら、いい緊張感を持って試合に臨みました。

結果は、0-4と相手に圧倒され負けてしまいました。
守備面では、前からかけると統一していたのですが中盤でうまくハマらず、本来なら臨機応変に対応していかなければならないところの対応が遅れてしまったり、相手に自由を与えてしまいました。そして攻撃面では、回せるところですぐに前に蹴ってしまい、前に急ぎすぎていました。セーフティーに横に出せば簡単に展開できるシーンも、狭い方でプレーしてしまい、ボールを失う回数が多かったことが課題だと思います。マイボールにした後に、いかに失わず、大事に保持するか、今の私達に足りない部分はそこだと実感しました。
私達が今目指しているのは、パスサッカーであり、そのために個々の技術のレベルアップだけでなく、考える力や集中力、判断力など、心技体に加えて、頭を使うことも大事になっていきます。どんな状況でもまずは落ち着くこと、そして常に相手が嫌がることを考え、そのためにはどうすれば良いのかなどの、細部のところまで考え抜く力が必要です。そしてプレスの強度が高い中、失わないことをこれまで以上に意識することも必要です。日頃の練習からそれらを行うことで、その力は身につくと思うので、全員がその課題に向けて取り組んでいきます。

私はサイドバック、サイドハーフとして出させていただきました。個人の課題として挙げられるのは、相手にスペースを与えてしまい、距離感が少し遠くなってしまったことです。反応が一歩遅れてピンチを招いてしまうこともありました。これはDFという自覚と危機感が、足りていなかったからだと思います。自分の甘さや、体力、集中力が相手に隙を与えてしまったと思います。ここを変えていかないと自分のポジションが穴となってしまうので、常に最悪な状況を予測し、考えて動くことが大事だと感じました。そして、各ポジションの役割をもっと理解しなければならないと感じました。そのポジションになった理由や意図を理解してプレーすると動きも変わってきて、個性をより引き出せると思います。一人一人が役割を担い、プレーすることで自分達のリズムを作り、マイボールの時間が増えると思いました。

このような結果になってしまいましたが、私たちの課題が明確化されたこと、蹴るサッカーだけじゃ通用しないこと、多くのことを学び、考え、気づくことができました。この貴重な試合ができたこと、遠いところまで応援しに来てくださった方々に感謝し、今後に繋げていこうと思います。

1部リーグ残留をかける試合が、残り1試合となりました。三年生と共に戦う時間も残りわずかです。最後まで走り切り、三年生のためにも勝って笑顔で終えられるように、チーム一丸となって戦うので、引き続き桐蔭学園女子サッカー部の応援よろしくお願い致します!


次回もお楽しみに!!

2023/12/13
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